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【第2613例会】優秀職業人表彰(2018年1月25日例会)

例会プログラム:優秀職業人表彰

表彰者:正木 英雄 様(社団法人 全日本少林寺流空手道連盟会長)

正木英雄さま

先ほど金好会長からもありました、社会への奉仕ということ異業種の方々がいいところを取り合って社会に貢献していくというのは、我々と同じだと思います。我々は武道を通じて奉仕をしていますが、皆さま方は会社経営やいろいろな分野で、ドクターもおられますし、様々な分野で活躍されているんだと思います。
空手といいましても元々は、琉球王国で王様を守る武官が7・8人おり、その流れが昭和初期に沖縄から日本に伝わってきたものです。空手にはいろんな流派があり100以上ありますが、結局は琉球王家の武官から発した空手が全世界に普及しています。
空手は「君子の武道」といいます。決して暴力に使ったり人をあやめるために使ったりするものではないということです。「空手に先手無し」といいますが、いま見られたように相手が向かって来れば戦いますが、こちらから仕掛けることない。これが空手の守るべき一番大事なことではないかと思います。
私はシャープに勤めていた昭和48年ころ、社内に空手道部を作りました。それから、今は20支部位で広島県下では福山、呉、広島市内などで活動しています。平成26年に広島県知事から青少年育成に貢献したということで表彰いただきました。平成16年に青少年育成広島県民会議から、きょうまたこうして非常に名誉な賞をいただきました。そういうかたちで地道ではありますがこつこつと頑張っております。
我々の特徴は防具をつけること、なぜかというと、やはり安全です。青少年が防具をつけて、しかも思い切りいく。武道の神髄は、止めない、思い切りいくというところで、その間合い呼吸、一瞬の技は実戦を重ねないとできません。そういうことで我々は安全性を第一にということで、防具付きの組手をやっております。そして、後ろ回し蹴り、連続回し蹴り、二段回し蹴り・・・そういう技は錬心館しかありません。そういう技を一瞬掛けられるともう受けようがないというか逃げられません、それも錬心館の特徴ではないかと思います。
型と組手の両方をやらないと空手道とはいいませんが、私どもは幼稚園ぐらいから基本・基礎を、そして簡単な型を教え、中学生くらいからは体力づくり。組手の試合は高校生からしか出来ません。それまでは型の試合で体を作ることをさせています。
本当に強いとは何かというと、やはり優しいことだと思います。自然体で、しかしどんな技にも一瞬で対応する。その柔軟さと厳しいを訓練しながら優しさを養う、余裕があれば優しくできますから。こういう風になろうとか中学生のころから志を立てれば、勉強もし、体もつくり、目標に向かう意思の強さも出来るのではないかと思います。
空手には「三礼」があります。まず神殿に対する礼、師範・先輩に対する礼、それから同輩・後輩に対する礼です。その3つの礼はどこに行っても守らなければなりません。礼が一番大事なことを先ず第一に教えます。
それから、空手には「三つの無し」という言葉があります。
「空手に先手無し」自ら相手に攻めるということはしてはならないと、昔から伝わっています。
「空手に極意無し」これでいい、終わりというものはありません。「極意とは己の睫毛のごとく近くにあれども見つかざりけり」。「空手に構え無し」実際に人によって構えに違いがあり、構えに決まりはありません。
空手にはそういうたくさんの教えがあるんですけれど、そういうものを、体で悟ること、理屈で勉強していくこと、先輩の後ろ姿を見ながら自分で得とくしていくこと、これが修行というものではないかと思います。

正木英雄さまと金好会長

皆さま方も殆ど会社の経営者なので、礼は厳しく言われているのではないかと思います。そして和ですね。お互いに奉仕の気持ちを心に置いて地域の中で毎日、頑張っておられるのではないかと思います。こういう機会を与えていただきまして、私も勉強になります。これからもよろしくお願いします。本当にありがとうございました。